リモートお花置き場企画について
モバマスプロダクション「美玲王国」代表のハヴと申します。
2020年9月5日、6日に配信されました、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Live Broadcast 24magic -シンデレラたちの24時間生放送!-ご出演の方に向けたお花をツイッター上にまとめる、「#シンデレラたちの24時間生放送リモートお花置き場」企画(企画ツイプラ:https://twipla.jp/events/455688 )の主催をやらせていただきました。
コロナ禍において配信型イベントが多く開催される昨今、ご出演の方に感謝の気持ちを届けたいと思う方に向けて、こちらの企画について自分がなぜやろうと思ったか、やってみてどうだったか等々をまとめさせていただきます。
○企画立ち上げに至るまで
2020年7月、さまざまなコンテンツで現地参加型ライブイベントが中止・延期になる中で配信型ライブイベントが開催されるようになり、コロナ禍においてエンターテイメント発信の場は日に日にリモートが主流になっていくのを感じるようになりました。
その中で自分が身を置くコンテンツが配信型イベントに舵を切ったときのことを想定したところ、 従来のイベントではあったフラワースタンドや楽屋花の会場受付がなくなるであろうことは想像に難くありませんでした。
しかし、現地参加型であろうが配信型であろうがそれを楽しみにしている自分たちの気持ちには変わりはなく、何か感謝を伝える方法を探しておきたいと思いました。
そこまで考えて、「コンテンツ側がいつもやっていてくれていたことをリモートに置き換えて発信するならば、自分たちもいつもやっていたことをリモートにすればいい」とふと思いました。
○企画を実行するに当たって見えてきたもの
そこで「ツイッター上にお花の写真を集めて共有する企画」に至ったのですが思いついた時点で従来の会場受付と違う点が見えてきました。
以下、その問題点とそれに対してとるべきだと思った対応を箇条書きにてまとめさせていただきます。
1:公式が場を用意してくださる場所に贈る企画ではないので伝える相手に感謝の気持ちが届くかはわからない
→専用ハッシュタグを用意した上で出来うる限り企画を拡散し、少しでも大きく盛り上げることで届く可能性を少しでも上げる。
そのためには出来るだけ多くの方にご参加いただくのが理想なので3:で述べさせていただく対応も盛り込みました。
2:決して配信公式、出演者様に迷惑をかけてはならない
→禁止事項(企画ツイプラ参照)をしっかり設定し、せめて自分が想定しうる「迷惑」の種だけでも摘んでおく。
ちなみに今回自分が設定したこちらのラインは、「あくまで自分たちは感謝の気持ちが届いてほしいだけで反応をいただきたいわけではない」という前提から『配信公式や出演者様が気付いたとしても気付いていないことにできる』ことを重要視しています。
3:配信ライブは席チケットを販売しているわけではないので開催告知が従来よりも遅い=お花を用意するまでの時間が従来よりも短くなる
→最初は楽屋花やフラワースタンドをリモート納品する想定でいたのを「お花」に関係あるもの全てを対象に変更。
企画自体には芯が一本通っていたほうが綺麗であると考えて「お花」であることは大事にしつつ、普段お花を贈らない方向けにはイラストや花束等での参加してくださるケースを想定し、いつもお花を贈っている方向けには企画に気付いたタイミングが遅くなったとしてもご参加いただけるように「過去のライブに贈ったお花の画像」での参加してくださるケースを想定した結果、それならば形態や規模に必要性がないと考えたからです。
○企画投稿解禁から投稿可能時間終了までやったこと
企画投稿解禁は従来の現地参加型イベントではおなじみの前日物販開始時間(ライブ初日からみた前日の午前10時)に合わせて決定しました。
また、これには24時間生配信というイベントの特性上、配信が始まってしまえば明確に途中で抜け出せるタイミングがなく、企画に一人でも多くご参加いただくための時間的猶予を用意できるのは配信開始までの時間しかないと判断したからでもあります。
次に投稿可能時間の終了時刻。これは他に候補を思いつかなかったこともあり、単純に配信の終了予定時間に合わせることにしました。
なお、これらの時刻を設定したとき、企画主催である自分が投稿解禁時間には何か投稿があるべきだと考え、自分が出すお花はこの時間ちょうどに投稿できるように調整しておきました。
以後、他の参加者様が投稿してくださった際は積極的にRTをし、せっかくなので投稿に対して簡単なコメントをさせていただきました。
文章にする際に気付くこともあり「花」「リモート」というキーワードの受け取り方は人によって違うのだとも感じました。
○今思うこと
正直なところ、自分の拡散能力には疑問があったのですが、いざ始まると飛び入り参加の方がおられたことと、企画投稿のそれぞれにしっかり反応があったこと、専用ハッシュタグに感想を残してくれた方がおられたことから一定の成果はあったんじゃないかと思えました。
配信公式には絶対に迷惑をかけないぞくらいの意気込みで設けた禁止事項については慎重に慎重を期したので逆に投稿できる条件はグッと下げたことがこの結果につながったのかなと思っています。
ただ、自分の独断でルール全般を設定しているのでまだまだ上手くやれる部分は絶対にあるはずだというのが結論です。
結局、自分がやらせていただいたこちらの企画はまだ「一例」に過ぎないと思っております。
こういう手段もあるのかと思っていただくか、ただの悪例なだけなのかは自分には判断ができません。
企画ツイプラに関しましても企画進行当時のままにしておきますのでこれらが誰かにとって何かの参考になることを願い、このような文章を公開させていただきます。